親戚の結婚式に着ていくべきスーツとは？非常識と思われない服装マナーについて
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奥さんの従妹の結婚式が控えており、一緒に招待されたので新しくスーツを新調することにしました。
奥さん側の親戚として列席するので失礼があってはならないと思いスーツを購入しましたが、意外と結婚式の服装選びに迷われる男性は多いのではないでしょうか？
特に結婚すると親戚付き合いが増えますので、親戚の結婚式に出席しなければならない時に最低限守るべき服装マナーについて書こうと思います。
目次
親戚の結婚式で着るべきスーツとは？
結婚式に出席する場合、基本的に抑えておくべき事として主役はあくまで「新郎・新婦」であるという事です。ましてや、親戚として出席するのであれば「新郎・新婦」両家に無用な迷惑をかけないよう服装マナーについては慣例に則ったほうが無難であることは間違いありません。従いまして、親戚として結婚式に出席するのであれば「礼服」を着る事が最低限のマナーとなります。
礼服の種類について
一般的に「礼服」というと「略礼服」の事を指している場合がほとんどです。スーツ専門店に行って「礼服はどこですか？」と聞くと、たいていの場合案内されるのが「略礼服」の売り場です。一見すると、黒いビジネススーツと礼服（略礼服）の違いが無い様にも思えますが、見る人が見ればすぐに分かります。
礼服は黒いビジネススーツよりも更に深い黒色をしており、黒がより濃いものほど何度も染め上げているので上質であるとされます。そのため、明るい場所ではビジネススーツと礼服の黒色の違いがより明確になり、はっきり区別出来てしまうでしょう。
親戚の結婚式で礼服以外のスーツを着る事はNG？
以前に比べ結婚式の服装も多様化してきたのも事実です。幸せが溢れた華やかな場所なのでお洒落を楽しみたくなる気持ちも分かります。友人の結婚式であれば、グレーや紺、ストライプのスーツなどもありかもしれませんね。但し親戚の立場で出席するのであれば、「礼服」をおすすめいたします。
年齢が20代で若いという場合であれば、ある程度大目に見てもらえるかもしれません。しかし、すでに子供もいて30代以上となれば大人としての常識を問われても仕方がありません。
万が一、何かしらの事情で礼服を用意できない場合、一度「新郎・新婦」またはそのご両親に連絡や確認を取るのがベターです。用意できない事情を事前に説明しておくことで、何かフォローしてもらえる可能性もあるからです。礼服であれば、ホテルで貸し出しをしている所もありますので相談する事で解決するかもしれませんよ。
挙式・披露宴では座席ですぐにどちら側の親族が分かってしまいますし、最終的には親族の評判は「新郎・新婦」へと繋がってしまいます。
結婚式は年齢も様々な方が出席されますし伝統や慣例を重んじる方もいらっしゃるでしょう。ご家庭や地域によっても感じ方は様々だとも思いますので、無用なトラブルや悪評が立つことはだけは避けたいものですね。
礼服でもおしゃれは出来る
今まで礼服に縁がなかった方の場合、イメージしているものは昔ながらのいかにもおじさんが着ていそうな礼服をイメージしていませんか？もし、そうであれば安心して下さい。礼服もお洒落になっています。礼服選び
礼服も進化しており細身ですっきりとしたデザインも増えてきています。実際、スーツ専門店で探すとジャケットの丈も短めでスタイリッシュさが感じられるものも結構ありました。もちろん、昔ながらのダブルのボタンの礼服もありますし、シングルボタンで若者受けしそうな細身のジャケット・ベスト・ズボンがセットになったスリーピースもあります。ただし、礼服は着る機会が少ないため一度購入すると５～10年同じものを着続ける方も多いようです。年を重ねるごとに体系が変化することも考慮に入れて、多少ゆとりがある礼服でオールシーズン対応を選ぶとより長く着続ける事が出来るでしょう。
商品によってはズボンのウェスト部分がサイズ調整出来るアジャスターが付いているタイプもありましたので、私はスリーピースの細身デザインでズボンにアジャスターが付いている礼服を購入しました。
結婚式で着る礼服でもおしゃれ感をアップさせる小物とは
ネクタイやシャツの色と合わせてポケットチーフをジャケットの胸ポケットに入れる事で、ぐっと華やかさが増すので結婚式にはおすすめです。ポケットチーフを自分で折るのは難しそうという場合でも大丈夫。最初からポケットチーフの形が整えられていて胸ポケットに刺すだけの商品もあったのでスーツとともに購入しました。
また、ネクタイピンやカフスボタンもアクセントとしておしゃれを楽しめる数少ないアクセサリーですね。